ブログ

  • TOP
  • ブログ

焼入れ+研磨

最近焼入れ後の研磨加工までの仕事が増えています。

高度経済成長で日本を支えてきた年配、先輩の方々が引退するということが多く耳にします。。。。

焼入れ屋、平研屋、旋盤屋・・・みんな多くの技術者がやめていきます。

景気もあまりよくないこの世の中で中々良い話もなく、図面通りでという言葉も多くなってきました。

用途などもわかる方も少なくなり無駄も増え焼入れ業界だけでなく日本のものづくりが危うくなってきます。

我々も日々たくさんのことを勉強せねば・・・!

ノルマ後の浸炭焼入れ

弊社では真空浸炭焼入れ処理ができる真空浸炭炉があります。切削の方法はもちろん焼入れ後の歪みに繋がってくるのは当たり前です。

板製品の場合も片方からだけ多く追い込むような加工ですと焼入れ後曲がります。やはり両面均等に加工できればなおGOODです。

 

それと同時に前加工として焼準(ノルマ)処理が出来ていれば曲がりにくいと思います。

焼入れのセット方法や曲がりにくい方法を構築し焼入れを行うのは焼入れ屋の技術だと思いますが、加工屋さんも焼入れ屋との連携によりより一層いいものを作りましょう!

高周波焼入れの前処理

今回は高周波焼入れの前処理に付いてですが、

 

例えば

材質S45C、外径φ150で内径φ120厚み40t程度の外周の高周波焼入れの場合

やはり歪みが怖くて相談が多い気がします。内外径を焼入れ後に研磨仕上げするため「どのくらい歪みますか?」というお客様からの質問・・・難しいです。

 

出来れば材料を取る前に相談してほしいです。もちろんこの世の中短納期低コスト・・・

 

わかりますが、どんな用途でどんな図面かなどなど・・・それによっては焼入れ後の歪みをなるべく小さくするためにご提案が多々あります。

 

焼入れ工程だけではいいものは作れません。

 

安くていいもののためにものづくりを考えなおしたいです。

焼入れ温度・・・材質

弊社の焼入れは大きく分けて

◆ソルト焼入れ(SK、SKS、SCM、S45C、SUJ2,etc)

◆真空焼入れ(SKD11、SKD61、SUS420J2、SUS440C、,etc)

があります。

古くからやっている加工屋さんでも焼入れは詳しくないのが現状です。

焼入れは指定硬度だけを考えれば単純な気もしますが、曲がりや変寸、どんな場所にどのように使うか?後加工や前処理などなど・・・

 

たくさんの事情がありわかればわかるほどコストダウンにもなります。

 

いつもアオラレル焼入れ屋、なにかが起きれば焼入れ屋・・・

 

皆さん焼入れ、熱処理を勉強しましょう?

 

 

 

焼入れプラス曲がり

今回は真空焼き入れで材質がSKD11、幅70㎜、長さ1029L、高さ60mmのベンダーに使う型の焼入れでの出来事です。

恐らく曲がるだろうということで数本真空焼入れに・・・

弊社では焼入れ後にプレステンパーで曲がりを0.2㎜以内に抑えますが、焼入れ後厚み方向1.5㎜、幅方向1.5㎜以上の曲がりがでました。

 

厚み(片方)はプレステンパーで直りますが巾方向の曲がりが残ります。

今回のこう言った両方向の曲がりをおさえたい場合は加工前に一度用途も含め相談頂きたい案件です。

 

弊社では材料選定も含め精一杯の知恵と経験でコストダウンも含めてご提案致します。

 

SKD11 HRC58-60 ⇒プレス機で押すと割れる恐れが十分にあります。

 

焼入れは単純なようで難しい・・・・

 

NSKワーナー社熱処理認定取得!!

picture

 

 

㈱クボタ社に続き長く、厳しいテスト!・・・監査を受け間もなく焼入れ、熱処理の認定工場に選定されました。

この製品も薄く、非常に曲がりやすく難しい製品!熱処理工程で後加工がない製品!公差も厳しく中々上手くいきませんでした。

油冷鋼といえば弊社ではソルト焼入れですが無酸化ともいうものの加熱~焼入れ時の冷却に入る時に空気に触れる分若干の脱炭層が発覚!

NGと判断!焼入れ焼戻し・・・硬度、歪みはほぼ変わらず合格しましたが中々厳しいです。

脱炭層が出ないとなれば『真空油焼き』。硬度、脱炭は何も問題なく進み最後にやはり変形で問題に!

下の図のように太鼓みたいに真ん中が膨らんでしまいNGに・・・ここからは弊社ノウハウのため説明はできませんが、焼き戻し時に細工し修正できる治具を作成し成功!

ring

熱処理と言えども焼入れと言えどもどうしても歪みはでます。材質、硬度、歪みはどうしても考えなければ製品は成り立ちません。

是非、ご相談下さい。

 

Page 1 of 1112345...10...Last »