焼入れ

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焼入れでは、製品の事を1番に考え、材質やお客様からの指定硬度、その製品の用途や形状などを考え、どういったセット方法がその製品に適しているかを考慮します。
しかし焼入れは100%に近いほど曲がりますので弊社では曲がり矯正も視野に入れ焼入れを行います。来社してくださるお客様と研磨代の話や後工程の話などもなるべく細かい情報を得てコストダウンに繋がるようなご提案をして私たちは処理にむかいます。最近では熱処理後の膨張、収縮を考慮し±1/100を見越し研磨工程を省くご提案にも成功しました。
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真空焼入れ 焼き入れ工程表

  • 特徴
    酸化をしないため製品表面は綺麗で脱炭もおこしません。仕上がり製品の熱処理にも適しおり、加圧高速ガス(最大9.9bar)により、被処理物を急速に冷却することが可能です。

  • 作業例
    鋼種に関係なく容易に光輝状態が得られるため、金型を始め多くの部品や製品の熱処理に採用されています。特にクロム(Cr)含有量の多いダイス鋼やステンレス鋼などは他の加熱媒体では光輝熱処理を施すのは困難です。
主な処理
■真空磁気焼鈍
真空磁気焼鈍とは、強磁性体の性質を利用した真空焼入れの熱処理のことです。通常の熱処理では酸化膜が形成されるため、炉内は真空の環境下で製品が加熱されます。その後、窒素ガスによる冷却が施されて焼き入れが完成します。この方法は、鋼種問わずに表面に輝きが施せるため、数多くの製品が熱処理の対象として扱っています。
■応力除去焼鈍
真空焼入れにはまず、真空下で製品を加熱することで析出によって化合物の成分が表面に表れます。この成分はガスによる冷却で再結晶され、最終的に表面が硬く処理されることになります。この時、製品の内側には相当の力が残留しており、軟化や歪みの原因になります。これには応力除去焼鈍の処理が用いられ、550度前後の温度で加熱することで内在する力を低減させる熱処理のことを指します。
■固溶化熱処理
真空焼入れは、炉内を減圧し真空状態の中で加熱や冷却処理を行なう真空熱処理を代表する方法の一つです。真空状態で加熱されることで、金属などの表面が酸化されず、光輝性に優れた表面加工ができます。 他に代表的なものとして、真空焼鈍や、真空固溶化熱処理などが挙げられます。これらは、鉄鋼材料の種類を問わず、酸化しやすい金属でも光輝熱処理ができ、脱ガス効果があります。
■析出硬化処理
真空状態の中で焼入れを行う真空焼入れには、加熱されることから個溶化熱処理が施されることになります。こうした温度変化によって化合物の溶解度が下がり、次第に化合物の成分が表に現れることを析出と呼びます。析出された成分は、冷却すると再結晶する性質をもつ為、この特性を生かした技術が析出硬化処理になります。
サブゼロ処理
真空焼入れ施工実績案内

真空浸炭焼入れ 焼き入れ工程表

  • 特徴
    高温浸炭により、浸炭時間の短縮が可能、浸炭ムラのない処理ができ、クリーンな作業環境、処理コストの軽減、他の浸炭ガスでは実現出来ない真空浸炭炉です。粒界酸化や不完全焼入れ組織が無く、機械的強度が向上します。炭化物や結晶粒の微細化処理が真空状態で行えます。
  • 作業例
    高速度鋼、合金工具鋼の光輝処理ができ、油冷却槽付き設備により炭素工具鋼、炭素鋼の焼入れも高品質で仕上がります。窒素ガス加圧での均一冷却により幅広製品の変形防止が可能。また真空熱処理炉内の温度分布を極めて高精度に管理ができ、精密部品への熱処理に最適です。
主な処理
■真空浸炭焼入れ
真空浸炭焼入れは金属加工の熱処理方法のひとつで、ガス浸炭焼入れなどと比較して製品の強度アップに効果的な加工法です。ガス浸炭焼入れでは表面に軟化層が発生しやすい一方で、これらの発生を低減できることや、高温での処理が可能なことから処理時間を短くできるというメリットがあります。真空浸炭焼入れは、浸炭深さの大きな部品や、浸炭処理後に高い耐疲労特性が求められる肌焼鋼(SCM415等)などの処理に効果的です。
■真空油焼き
構造用合金鋼等はベアリングや工具などに使用される磨耗に強い構造の合金鋼です。非常に硬いために磨耗することが少ないので、耐久性があります。真空浸炭焼入れや真空油焼きをすることにより、より硬度な鋼に変化します。多くの機械部品として使われていますし、身近な部品としても利用されています。
■浸炭窒化
真空浸炭焼入れは、真空引きした後、浸炭用のガスを注入して加熱する方法で、真空ガス浸炭とも言われます。真空浸炭の特徴は、表面の浸炭異常層が少なくなるので、通常のガス浸炭に比べ強度が上がります。浸炭窒化は、亀裂伝播性の抑制や、軟化抵抗を持たせるという特徴があります。SPCC、SS41等の一般構造用圧延鋼材や一般冷間圧延鋼板に用いられます。
■高濃度浸炭焼入れ
炉内の空気を抜き取った後に浸炭用のガスを注入し、炭素の添加によって表面の硬化を図る処理のことを真空浸炭焼入れと言います。さらに真空浸炭焼入れの手法から、より多くの炭素を含ませる高濃度浸炭焼入れの方法があり、耐摩耗性に優れた特質を持ちます。このことから、様々な強度を要する歯車の処理などに採用されています。
サブゼロ処理
真空浸炭焼入れ施工実績案内

高周波焼入れ 焼入れ工程表・材質適合表

  • 特徴
    表面2~3ミリだけを焼入れし、内部は軟らかいのでトルクのかかる 表面の耐摩耗性を要求されるような部品の焼入れに適しています。 (ドライブシャフト、歯車、レールなど)コイルの形を変えたり、 流れる電流を調整する事で、様々な可能性の広がる技術です。

  • 作業例
    他の熱処理に比べ「ねじり強度・ねじり疲労強度」の優位性から、軸類部品を中心に適用がされてきており、昨今は高強度化が進み、ほぼ限界水準にまで達しています。(歯車など)
    今後、高周波焼入適用材料開発と、高周波焼入れと塑性加工、他の熱処理とのハイブリッド化が重要視されてます。
主な処理
■フレームハード
フレームハードはプロパンやアセチレンと酸素を混合させた気体を使って、表面を加熱して硬化させる手法です。
高周波焼入れと同じように、表面のみの焼入れとなります。
どのような部品の寸法や重さ、形に対応できるので、少量の部品の加工にも適しています。
■高周波焼入れ
高周波焼入れとは、高周波誘導電流を利用し、鋼の表面を急熱、急冷することで硬化させる焼入れ方法です。主に鉄鋼部品の一部、もしくは表面を焼入れする場合に用いられます。歯車やシリンダーの内面など、耐摩耗性を必要とし、強靭さが必要な部品に施される焼入れです。
■部分なまし
高周波焼入れとは、高周波の電波を照射することで摩擦エネルギーによる発熱を起こし、後に冷却処理を施される焼き入れの方法です。この時、摩擦エネルギーによる発熱は表面だけが加熱されるので、部分なましの一種とも受け止められます。従来の焼き入れとは違って一部分のみが対象のため、シャフトなどの軸型製品に多く用いられています。
■ろう付
高周波焼入れでのろう付の方法は、加熱コイルに高周波誘導電流を流すことで、部品を接合させる技術です。溶接とは違い、低い融点の金属などを溶かしてすき間に流し込むことで接合します。高周波でのろう付の特徴は、必要な部分だけ加熱することができることが、大きな特徴になります。
高周波焼入れ施工実績案内

ソルト焼入れ 焼入れ工程表・材質適合表

  • 特徴
    この焼入れ方法は液体の中で浮力が有るのと、冷却が油に比べ高い温度で出来るため変形が少なく仕上げられる為、油冷鋼の焼入れに適しています。 空気による酸化を受けず、酸化皮膜を 最小に抑えることで、均一に熱処理を行うことができるので組織の安定化が出来ます。
  • 作業例
    工具鋼では、一般的に一次炭化物が存在するため、焼入れ急冷化による靭性向上は少ないですが、割れ・欠けの発生する高負荷工具では差が出る場合があるため高速度工具鋼でソルト焼入れが使用される理由がコレになります。
主な処理
■完全焼なまし
鋼を変態点以上+50℃に加熱してオーステナイト化した後、自然空冷または強制空冷によりパーライトに変態させます。この処理を完全焼なましと言い、ソルト焼入れの前処理にあたります。続くソルト焼入れでは、加熱したソルト薬品の中に入れて完全焼なまし後の鋼を加熱した後、低温のソルト液に浸して急冷します。これにより、表面は硬化して高炭素鋼、内部は低炭素鋼の二重構造に変わり、耐久性の高い鋼となります。
■焼準(ノルマ)
料理において塩はとても大切なものです。焼準(ノルマ)という言葉を聞いたことはあるでしょうか。焼くための容器を焼きならす、均一に焼けるようにするのがノルマと言われています。ソルト焼入れでもこの方法を利用したものがあります。
■ソルト浸炭焼入れ
ソルト焼入れとは、加熱・冷却・中間温度保持など、用途により融点の異なる原料を使用した塩浴剤を加熱して溶かし、その中へワークを入れます。焼割れや変形が生じにくい焼入れです。ソルト浸炭焼入れとは、浸炭焼入れにソルトを使用する焼き入れで、材料の表面から炭素を浸入/拡散させ、その後に焼入れ行います。
サブゼロ処理
ソルト焼入れ施工実績案内
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