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公開日:2016.09.01
窒化処理は表面硬化熱処理の表面硬化法で、 鋼に窒素を拡散進入し、表面を硬く仕上げる事です。アンモニアガスなどを利用し化学変化で製品表面0.03~0.3mm程度の硬化層ができます。(タフトライドは、これを液体で行う処理です。)
金属そのものを化合させるため、高度強化という加工にあって、寸法の変化が小さく、元となる金属の重量の増加が少ないことが挙げられます。加熱温度が焼入れに比べて低いため、金属そのものの変形が少ないことも特徴であるといえます。
窒化処理の目的として、耐磨耗性、耐疲労性、耐腐食性、耐熱性の向上です。
処理温度、時間、ガスの種類によりいろいろな特性が得る事が出来ます。
また、窒素という環境に害のない気体を用いた加工手法であり、環境面や安全面への影響も少なく、総じて優秀な金属の効果処理手法といえます。
詳しくは窒化処理ページをご確認下さい。
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