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公開日:2016.09.01
高周波焼入れとは、高周波誘導電流を利用して鋼材の表面だけを急速に熱し、急速に冷やすことで表面を硬化させる金属処理のことです。
耐疲労度と耐摩耗性に優れ、歯車やシャフト、平板などの機械部品の焼入れに適しています。
表面だけの加工、一部分だけの加工が可能なので、部品の変寸や変形のリスクを最小限に抑えられることが特徴です。また、表面もきれいに仕上がり、部品の品質も安定します。
高周波焼入れで硬化する仕組みは、金属に銅線のコイルを巻きつけて電流を流すと、磁力と同時に過電流が発生します。焼入れを行う金属は電気抵抗があるので、その時に熱が発生します。この熱で焼入れを行います。
そのまま熱を発生させておくと金属の粘り強さが低下してしまうので、急速に冷やす、つまり焼き戻しをするのです。
メリットは交流の周波数を調整するだけで良いので、焼入れの深さの調整が簡単で、さらに短時間で処理ができることです。
デメリットは、大きな素材の加工がしにくいことと、複雑な形状の部品は電流が一定にならないので難しいことです。
コイルの形を変えたり、 流れる電流を調整する事で、様々な可能性の広がる技術です。
詳しくは、高周波焼入れページをご確認下さい。
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